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8/24
カナナラ80㎞手前~キャサリンから65㎞ 走行650㎞
暑い。太陽が昇るとすぐに暑くなるので、汗かく前に朝食とキャンプ撤収を済ませる。
西オーストラリア州最後の町、カナナラで給油、この辺りはダムのおかげで乾季にもかかわらず川に水が流れていた。
川で水浴び!といきたいところだが、水辺にはクロコダイルがいる危険性があるので近寄れず。
ここまで来てワニに食われて死亡とか、シャレにもならないので自重。
カナナラからしばらく走って、ついに州境を越えた。
西オーストラリア州は検疫があるので一応生鮮品を消費しきってから向かったが、ノーザンテリトリーに向かうほうは何のチェックもなしで拍子抜け。
そして時間が1時間半早くなる。暑い中買ったばかりの腕時計の時間を調整しなおし、そして今日もひたすら走る。
ぶっ続けで運転していると同じ姿勢が続き、尻と膝が痛くなってくるのでたまに休憩を取る。
休憩地点でたまたま見かけたレトロな車!1930年代製?しっかりトレーラー引いてるあたりいかにもオーストラリア。
そういやビクトリア州ではT型フォードらしき車が走ってるのも見かけたし、実に興味深い。
この休憩地点では水場があったので上着を水に濡らして、気化熱で体を冷やす作戦を実行。
乾くまでの10分しかもたないのが残念なところだが、それくらい暑くて乾燥している。
途中の山。人がもっといればパラエリアにできそうなんだが、まあ無理か。
カナナラからノーザンテリトリーのキャサリンまではスーパーのある町はなく、ロードハウスと呼ばれる、給油所を兼ねた道の駅的な施設があるのみ。
また、ロードハウスの近くにはアボリジナルのコミュニティ(集落)が存在し、日用品などを求めにやってくる。
給油に立ち寄ったロードハウスで食事をとろうとしたらベンチやらテーブルやらすべて彼らに占拠されてて、しかたなく路上の木陰で食事。
先住権が認められているため、政府からの公的扶助で生活しているから働く必要がないんだろうか?
職業は?と尋ねられたらアボリジナルですって答えるのかな?
働きづめの生活も良くないが、何もせずにその土地に縛られるっていう生活は自分には出来そうにない。
適度に働いて、適度に楽しまなきゃ、人生もったいない。
食事後また走る。
暑いし走りづめなので夕方限界に達し、ビクトリアリバーロードハウスの芝生で昼寝。
30分ほどだったと思うが、だいぶ回復。
キャサリン着は8時過ぎ。
幸い比較的大きな町なのでスーパーがまだ開いており、生鮮品購入。
目的地ダーウィンに向けて走り出す。
が!今回はちょうど良いキャンプ地が見つからず、結局9時過ぎまで走って橋のそばの小さな空き地で力尽きキャンプ。
この旅でもっとも夜走った日となった。