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オーストラリアのワーホリ中に感じた事&パラグライダーによるフライトの様子を書いてます

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フライト用語解説 その2 アクセルについて

まずは前回の要点の確認。

・計器はバリオとGPS!
・GPSは自分の速度と高度を知るのにつかう!
・バリオは自分が上がっているか下がっているかを知るのにつかう!
極論すればこれだけ、簡単でしょ?

さて今回はアクセルについて解説。
アクセルというと車についてる、踏むとエンジンの回転数が上がって速く走れる、あれ。
パラグライダーのアクセルも役目は全く同じ。速度を上げたいときに使うもの。
ただし原理は車とまったく違って、翼を風に対してより平行にすることで空気の抵抗を減らす感じ。
(厳密にいえば違うけど)
イメージとしては、走っている車の窓から手のひらを出した時を思えば簡単かも。
具体的には、ハーネス(シート)の足元についている棒を踏むことで行う。

IMG_3248.JPG写真下部の、ワイヤーのついた銀色の棒がアクセル。
英語だとアクセルとは言わず、スピ―ドバーと呼ぶ。

017.JPG↑ 未使用状態

018.JPG↑ 使用状態(80%くらい)
三角形の金具の位置に注目してほしい。
見て分かるとおり、赤いテープのベルトにつながった金具が他の物より下に来ている。
進行方向は左方向なので、翼が下に向かって傾く。(イメージできるかな?)

で、どんな時にアクセル(=速度を上げる)を使うか。
これはズバリ、向かい風方向に飛ぶとき&シンク(下降気流)帯を飛ぶとき。
効果的に使うとかなり効率よく飛べるようになる。
詳しい解説をすると長くなるので省略。

そしてアクセルには副作用があるのが珠にキズ。
これまたズバリ、翼が不安定&潰れやすくなること!
気流が乱れた場所でアクセル全開で飛んでいると、翼がなくなって(全部潰れて)一瞬のフリーフォール状態を味わえる。

大きく潰れると高度ロスもまた大きくなるので、向かい風でシンク帯だけど気流が乱れているような場所では、思いっきり踏みたいけど(怖くて)踏めない!もどかしい!みたいな状況。
ハングは構造上絶対潰れないので、そんな条件下でもおもいっきりスピ―ド出せるので有利。(←ハングやりたい理由の一つ)





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フライト用語解説 その1 計器について

日記に書いてる用語が、非フライヤーには難解な時があるので簡単に解説。

今回は計器と、そこからわかる情報について。

daa6eae5.jpeg
現在自分が使っている計器は2種類。
写真の左から、メインのGPS、バリオメーター、予備のGPS。

写真の状態のGPSから読める情報は高度、速度、滑空比、フライト時間、それとフライトの軌跡。
ページを切り替えればもっといろいろわかるが、大会でもない限りフライト中はめったに使わない。

まず高度、こいつは海面高度なのでこれが高いからといって必ずしも移動できる範囲が広くなるとも限らない。
マニラの場合、ランディング付近の高度が380mくらいなので2000mあっても地面に対しての高度は2000-380=1620mってことになる。

次に速度、これは対地速度。つまり地面に対して時速何㎞出ているかがわかる。
追い風に乗ると早くなるし、向かい風だとその逆。

滑空比は自分がどのくらいの角度で地面に向かっているか分かる。
100mの高度から無風状態で1000m前方に着地したら滑空比は10、900mなら9。
ちなみに今乗っているグライダーは滑空比9ぐらい、最新の一番良く飛ぶグライダーでは12近く。
上昇中は表示が消える。

フライト時間はそのまんま。
実際には移動時間が出ているので、テイクオフで動いていないときはカウントされない。

フライトの軌跡はズームの上げ下げが可能、これで一番よくチェックするのは風向き。
サーマルの中で旋回していると次第に風下に流されていくので風向きが分かる。


次はバリオメーターについて。
バリオからわかる情報は高度、上昇率、下降率。

バリオの高度は気圧高度計なので、調整しないと日によって高度が変わる。
GPSのほうが正確なので普段はあまり見ない。
テイクオフで0mに設定すると、そこから何m上昇したか一目でわかるのでそうするときもある。

上昇率、下降率はフライト中の最重要情報。
これをチェックすれば、いいサーマル、しょぼいサーマル、シンク(下降気流)がどんな時でもすぐ分かる。
実際には目に見えない気流の中を飛ぶので、バリオから得られた情報を参考に気流をイメージしながら飛ぶ感じ。

ちなみに、上昇下降の加速度(G)からも上がってるか下がってるかわかるときがある。
ハーネスのシートにかかる圧力で感じるので、尻バリオなんて呼ぶことも。
山より低いときには機械式バリオよりタイムラグが無いのでたまに役に立つ。

飛びが上手い人は計器からの情報と経験、そして時には勘も使って風の流れを読んで、無動力のパラグライダーで何百㎞も離れたところまで飛んでいく。
そこがクロスカントリーフライトの面白いところ。

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