今日は一時間のフライト
昨日おとといと強風で飛べず。
おとといの晩は凶悪なサンダーストームが通過して、屋根の下に置いといたグライダーまで濡れてエラい目に遭った。
濡れた緊急パラシュートを乾かして自分でリパック。
自分で畳んだのは学生の時以来。
ちゃんと開くかどうか不安だが、多分大丈夫だろう。
今日はさほど風も強くなさそうなので飛ぶ。
北西風で完全にブルー(積雲ができない状態のこと)だが、+6m/sのサーマルで1900まで上がる。
やる気のあるパイロットは一気に風下へ走って行ったが、自分は風上へ向かいトライアングルを目指す。
だがしかし!
サーマルが強かったぶんシンク(下降気流)も強い!
マイナス4m/sのシンク食らって滑空比2~3しか出ず、あっという間に高度を失ってまた山の上へ。
山際でもう一度上げなおして北に向かうも、低くなりすぎて撃沈コース。
ビビって引き返して事なきを得た。
そのころには風速がだいぶ上がって飛びづらくなってきたのでトップラン(テイクオフに降りること)。
風速上がりすぎてみなさん降りるところだったので、自分も乗っけてもらい本日のフライト終了。
クロスカントリー行く時もそうだけど、パラグライダーで長距離長時間飛ぶにはいかにシンク帯を避けるかにかかっている事を痛感したフライトだった。
ハングとかセールプレーン(飛行機の形のグライダー)はリスクを負わずに速度上げてシンク帯をさっさと抜けられるけど、パラはそうはいかないのがもどかしい。
パラの場合、スピード上げる=グライダーが潰れやすくなるだから、安定した空域ならともかく(乱気流でもある)サーマルがいつあるかわからない場所では迂闊に速度をあげられない。
レースとかやってる超上級者の皆さんはどうやって恐怖心を克服してアクセル踏んでいるんだろうか・・・。
日本3位の実力者、飛びニート君にでも聞いてみようかな・・・。
本日のフライト!
http://sky.geocities.jp/ryo_fly_para/Manilla10012012.kmz
ファーストサーマル後の沈下っぷりはなかなかのもの。
必見か?(要グーグルアース)
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